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インボイス制度対応後の消費税計算について知りたい -⽀払明細書・代引決済明細書-

インボイス制度の開始に伴い、各適格請求書を発行いたします。スーパーデリバリーの各適格請求書では明細単位で税込金額を計算し、全明細の合計金額(税込)から消費税額を計算する方式を採用しております。

消費税計算については、以下のサンプルを例にご確認ください。なお、サンプルは支払明細書ですが、代引決済明細書も同じ計算方式となります。

 

▼サンプル:支払明細書

 

1)まず、参考消費税を基にした明細ごとの税込金額を算出

明細ごとの税込金額は【単価+(単価×適用税率)】の小数点以下切り捨てで算出しており、いままでどおりの方式で行っております。 たとえば、サンプルの画像にある1行目の明細の税込金額は1,100円ですが、 インボイス制度対応後も税込金額は1,100円となります。(参照:画像>▼サンプル:支払明細書>①)

なお、明細単位での税込金額算出の過程で、算出された明細ごとの消費税を「参考消費税」として記載しております。参考消費税は値決めのための参考であり、適格請求書の記載事項としての消費税ではありません。

 

2)次に、適格請求書の消費税を算出

インボイス対応前は明細ごとの消費税合計を消費税としていましたが、 インボイス対応後は全明細の税込金額の合計から10/110または8/108を乗じて消費税を算出を行い、適格請求書の記載事項としての消費税を算出いたします。 インボイス対応前後の比較は以下となります。

 

 (インボイス対応前)

※1明細ごとの消費税合計で消費税を算出しているため、「256円」がインボイス対応前の消費税となります。(参照:画像>▼サンプル:支払明細書>②)

※1明細ごとの税込金額の合計は「2,831円」です。

 

 (インボイス対応後)

※月単位で合計金額(税込)を算出し、その合計金額(税込)に10/110または8/108を乗じて算出しているため、「257円」が適格請求書の記載事項としての消費税となります。(参照:画像>▼サンプル:支払明細書>③)

※1明細ごとの税込金額の合計は「2,831円」となり、インボイス対応後であっても、ご請求額についてはいままでどおり税込金額で計上を行います。

※すでに支払が確定した前月の売上分については支払予定額確認書にて確認が可能ですが、まだ支払が確定していない当月の売上分は支払金額が確定する前となるため、確認できるページはございません。当月分のお取引に関して参考の金額を知りたい場合は、管理画面>販売管理>履歴検索 より「出荷済CSV」をダウンロードし、ご参考いただくことは可能です。ただし、当月分に関しては、適格請求書の記載事項としての消費税はまだ確定しておらず、あくまで税込金額のみとなりますこと、予めご了承ください。

 

▼関連ページ

◇インボイス制度の開始(2023年10月〜)に伴う、適格請求書の発行と遵守事項の変更について

◇「インボイス制度」関連のヘルプページ一覧

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